皆さん、ごきげんよう。ポンコツおやじです。
早いもので4月になり、いよいよ新入社員教育が本格的に始まる時期になりました。
私にも新しい部下が配属されることになり、かつての失敗を思い出しながら、今回は「新入社員 教育」についてあらためて考えてみることにしました。
以前は、自由と個性を尊重しすぎて、社会人としてのマナーやチームワークの必要性などをしっかり教えることができてなかったと反省しております。
やはり何事も”初心が肝心”ということに気づかされました。
皆様も新人教育で過去に失敗したことや、これからどのように教育すればいいか、悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
なので今回は私の失敗を踏まえて、「新入社員教育」について書かせていただきました。
まず初期編NO1では「社外人としてのマインド」を中心にお話させていただきます。
私の勤めている会社は食品の営業会社で社員は120人前後のTHE中小企業です。
大手企業はしっかり教育マニュアルと研修があると思いますが、中小企業はなかなかそこまで整備されてなく、教育係に任せた!スタイルなのではないかな?と思っています。
そのため、大前提として今回は中小企業の教育担当者が対象になると思います。
新入社員教育でまず教えるべき社会人マインド
会社への理解
- まずは自分の会社が何をやっている会社なのかを再認識させましょう。
自分たちの仕事が世の中のどういうことに役立っているのか?
どこを目指している会社なのか? - 自分の会社にはどういう部署があるのかを教えましょう。
後のチームワークの話にもつながりますが、どういう部署があり会社が回っているのかを理解させましょう。 - 社員の名前はすぐに覚えさせましょう。
これから一緒に働く人たちの顔と名前を覚えることは当然です。
経験上、他人に興味がない子は覚えようとしません。会社の仕組みなども理解しようとしません。ここを疎かにすると後々、え?こんなこともわからないの?とほかの社員から言われてしまって「あいつは変な奴だな」と言われたり、仕事を頼んだ側もストレスがたまるので、しっかり教え込みましょう。FAXなど配りに行かせたりして極力社内の人と接点を作る機会を教育係は作ってあげてください。
会社は学校ではない
文字通り会社は学校ではないです。会社は慈善事業をやる場所でもありません。
利益を追求する集団です。
また会社はバイトではありません。成果に対して給料を払っています。
あなたは会社が雇った従業員であり、お客ではないということを認識させましょう。
よって会社はあなたには合わせない。あなたが会社に合わせなければならない。
なぜなら会社は利益を最優先にする集団だからです。利益のために動きます。
あなたに気持ちよくしたくて、動く集団ではありません。
このことは必ず理解させましょう。
そうしないと義務を怠り権利だけ主張する厄介な社員が生まれる元となりますからね
新入社員に必須の報連相とは?基本と理由を解説
よく聞く報連相という言葉ですが、とても大事なことだと年を取ると改めて感じます。
今あなたがどういう状況なのかを上司に知らせるための手段となります。
上記でも述べた通り会社は「利益を追求する集団」です。
問題が起きた時は最小限に抑えれば損害も最小限に抑えることができます=最小限利益を守ることができる。ここの利益とは金銭的だけではなく、お客様の信頼も含まれます。お客さんから信用されない会社に仕事はきませんよね。
同様に社内でも信用がなければ一緒に仕事なんてできないですよね。
また報連相をしてくれることで、上司はあなたをサポートすることができます。
随時、報連相を行うことで自分自身も守ることができるとこをしっかり理解させましょう。
新入社員に伝えるチームワークの重要性
当然ですが、仕事は一人では成り立ちません。一人でできないことを会社で行っているのです。
あなたの仕事にはゴールするまでに様々な人が絡んでいることを理解させましょう。
私の場合でしたら、事務員・経理・トラック配送チームなどなど様々な人のおかげで仕事が成り立っています。そうです、チームワークで会社は成り立っています。以前教えていた子は各自自分の仕事を行うだけ、なぜ私がそんなことをやらないといけないのか?という子でした。それがあからさまに態度に出てしまっており、その時は何て指導していいかわかりませんでした。ただチームの輪を乱すなくらいしか言えなかったです。ただ今考えると、会社は”利益を追求する集団”であり、チームワークを乱すことはスムーズに業務を行うことの妨げになる=会社の利益を損ねているということになります。そんな人は会社にはいらないので、出ていくか、自分が変わるしかありませんよね?
また信用されない人はチームワークの輪を乱しますよね?だから報連相はしっかりしなければならないわけです。しっかりこのことを初期の段階で染み込ませないと、あとあと扱いづらい社員となってしまいます。
最後に
今回書いたことは一番初期段階で教えておきたい、マインド的なことになります。
仕事のことは実践しながら覚えれますが、働く姿勢というものはすぐすぐ変えられるものではないと思います。初期の段階にしっかり教育することで、新人本人にも会社にもよい結果をもたらすことになります。この記事を見て、もっと自由や個性を尊重した方がよいと思う方もいらっしゃるかもしれません。ただそれはある程度社会人として、その組織の人間として固まってからでいいと思います。まずは会社がコントロールできる社員にすることの方が大事だと思います。
皆さんも参考にして、この色々と何ハラとか言われるややこしい時代ですが、新人教育頑張っていきましょう‼
また、これは違うと思うなど意見がありましたら、ぜひコメントをお願いします‼
以上!2025.4.6 T&F
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